小雪舞い散る寒い2月14日、ご遠路千葉より、モラロジー研究所の大野正英さんがご来所。「三方よし」の言葉の起源を調査されているとのことだった。 ここ数年、すさまじい勢いで「三方よし」は世間に流布している。県内ではさまざまな事業の冠に使用されるし、企業の社是にも多い。 企業の社会社会的責任が重視される中、CSRの源流とも言われる三方よしの経営理念に注目が集まるのは当然であるが、その言葉がいつ頃から使われて始めたのかは定かではない。 三方よし研究所も滋賀県があきんとフォーラムの開催後に設立したもので、このイベントで大きく社会的に広がった「三方よし」を情報誌のタイトルとし、今日に至っている。そして滋賀県がAKINDO委員会が解散後に、NPO法人三方よし研究所を立ち上げた。 これまで、昭和50年代終わり頃に滋賀大学の小倉栄一郎先生の著作が初出ではなかたかと、申し上げてきた。しかし確信的なものではなかった。昭和50年頃、すでにモラロジー研究所発行の「三方よしの経営」という小冊子があり、かなり以前から言葉自体は存在していたのであろう戸は思っていたが、近江商人の経営理念のエッセンスに結び付けられたのが小倉先生であったのかもしれない。 いずれにしろ、克明な調査をお勧めいただいている大野先生が近々になんらかの形で発表いただけることをお話しされていたので、その成果に大きな期待を寄せたい。
12月5日、近江八幡市内で第29回なるほど三方よし講座を開催。 本年は近江商人をめぐる女性をテーマに講座を開催しています。第2回となる当日は、青い目の近江商人といわれるメレル・ヴォーリズさんの妻「一柳満喜子」のお話とともに、近江八幡で地域活性化に取り組む、八幡酒造工房の小関皆乎さん、学び舎新左衛門を主宰する高木茂子さんのお店ヲ訪問しお話をお聞きしました。 また、近江八幡市内のヴォーリズ建築もNPO法人一粒社の石井さんがご案内いただきましたが、中でもメンタームの材料の「はっか」が北海道の北見産で生産や流通に近江商人が関与していたとのおはなしが大変興味深いものでした。詳細を調べて後日ご報告したいと思います。 次回なるほど講座は、3月6日を予定しております。
【三方よし】の精神を現代的な観点から顕彰し、これらの企業経営や事業運営における社会貢献や理論的行動を支援していこうとしています。






